結論としては
体が休息したがってるので長く寝るでしょう
でも週末に寝るだけでカバーできるほど甘くない
寝たいだけ眠り続けると、睡眠不足解消までどのくらいかかる?
実験データによると、約3週間かかります。

extra sleep as possible. Clin Sports Med, 2005. 24(2): p. 251-68,viii.
こちらは
健康な人を無理やりベッドに入れて好きなだけ寝てもらった結果だそうです。
平均睡眠時間は7.5時間
最初は13時間寝ていましたが徐々に眠れなくなり、3週間程度で8.2時間に落ち着いた、というデータです。
積もり積もった睡眠負債を返すのに3週間かかったということです。
睡眠負債を返し終わったらどうなる?
本人が実感できるレベルでパフォーマンスが変わります。
上記のソースと同じなのですけれど。
スタンフォード大学でバスケットボール選手を対象に
「毎日10時間ベッドに入り続ける」という実験したところ
80mの反復走:16.2秒から15.5秒へ短縮
フリースロー:平均で10本中8本から8.9本へUP
スリーポイント:平均で15本中10本から11.4本へUP
と明らかな改善がありました。
一方で実験が終了して通常の生活に戻ると、実験開始前の記録に戻ってしまったそうです。
なので、しっかり睡眠時間を確保することでパフォーマンスは上がります。
まとめ「週末に寝だめするから大丈夫」は許されない
許されないのです。
誰が許さないってあなたの体が許してくれません。
負債を返し終わってないんです。
だんだんと利息も増えて、パフォーマンスも落ちていきます。
太りやすくなったりもします。
糖尿病になりやすくなりますし、精神的にも安定しなくなります。
ご多用なのは重々わかるのですけれど。
今日くらいはスマホを置いて、しっかり寝てみませんか?
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